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こどもと病気。

夏の終わりに、息子が熱を出しました。
38℃台。

医者に行くか、行かないか?

私の母世代の人たちにいわせると、
「とにかく早めに医者に行って、
早めに薬飲ませた方が、子どもも楽」

一方、
ある系統の子育て雑誌なんか読むと、
「まずは様子を見て、
できるだけ薬の力を借りずに、
子どもの力で治せるように」
ってことが書いてあります。

どっちなん!?

って、
なるよね。

ここからは私の考え方ですが、
1歳ぐらいまでは、
早め早めに、こまめにお医者に行った方が良いと思います。
小さいうちは症状が重くなると、子ども自身も大変だし、
おかあさんも心配になる。
家で心配しているぐらいなら、
さっさとお医者に行って、「大丈夫だよ」って言ってもらえたら、
安心して看病できる。

で、1歳か2歳になれば、その子の特性や体質が、わかってくる。
たとえば、うちの上の子は、呼吸器系が弱い。消化器系は弱くない。
下の子は、鼻が詰まるとしんどくなる。皮膚が弱い。でも基本的に丈夫。
そんなことが、わかってくる。

弱い部分に症状が出ると、悪化していく可能性が高いので、
そういう場合は、早めにお薬をもらいに行きます。
娘の皮膚も、早めに見せれば、軽いお薬で治ります。
でも、それ以外の症状なら、自宅でゆっくりする。

結論として、今回の息子は
呼吸器系の症状が無く、熱だけだったので、
水分をたくさん取らせて、自宅でのんびりしていました。

翌日にはケロリ。

何を言いたいかというと。

世の中、たくさんの情報がありすぎるから。

どれを信じればいいのか
わからなくなるけれど。

どれか「だけ」が、正しいわけではなくて。

どの説も、一理はあると思うので。

ひとつだけを信じ込むのではなくて。

そのとき、そのとき、
ちゃんと、考えること。
薬を使うかどうかもそうだし、
ワクチンをうつかどうかも、そう。

みんながやってるからではなくて、
「わたし」が納得できる考え方は、なんなのか。
それを、いつも、考える。

おかあさんも、こどもたちも、みんなみんなちがっていて、
「わたし」と「わたしのこども」のくみあわせは、
ここにしかないのだから。
わたしが納得できるこたえは、「わたし」しか知らないのだから。

そんで、
目の前の子どもが、
何を必要としているか、
ちゃんと、見る。

そのことが、
大事なのかも。

by kouboudaidai | 2017-09-02 06:40 | こどもの病気

製本、本の修理、豆本作り、絵本作り、絵本の読み聞かせなど、本まわりのことをいろいろやっています。


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