だいだいだより 絵本とこどもとものづくりの楽しい日々

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3.11の朝。愛をこめて。

おはようございます。
絵本ソムリエさえです。

今日はこの記事を書こう、と決めていました。

5年前。
息子はまだ誰にも存在を知られずに、
ちいさなちいさな状態で、母のおなかの中にいた。

その子は、元気に、4歳になった。

震災、原発事故の後、
アンパンマンを、ただの子供向けアニメだと思っていた夫は、
アンパンマンのマーチをはじめてじっくりと聞き、
歌詞の力強さ、深さ、素晴らしさに、心を打たれたと言いました。

アンパンマン。
ちびっこ大好きアンパンマン。
泣く子もだまる、アンパンマン。です。

中学校の図書室に、詩とメルヘンがあった。
アンパンマンのことは、その頃あまりしらなくて、
あの美しい雑誌で、やなせたかしさんを知った。
美しく、尊い場所であった詩とメルヘン・・・・。

卒業して、すこし、あの世界からは
遠ざかっていた。

子供ができて、でもキャラクターものは
あまり好みではなかったので、
アンパンマンも、我が家にはなかった。

あるとき、ふと思い出して、
「それいけ!アンパンマン」、原作の絵本を手に取った。
そして、あとがきに泣いた・・・・
ここでは書きませんが、
もし読まれたことがない方がいらっしゃったら、
ぜひ「それいけ!アンパンマン」あとがきだけでも
読んで欲しいと思います。
アンパンマンがただのキャラクター絵本ではないことが、
よくわかると思います。

ヒーローってなんだろう、って考えたとき、
「悪者をやっつけるひと」って、初めに思って、
アンパンマンを思い出して、
違う、「困っている人を助けるひと」だ、と思った。

悪者探しをして、やっつけるんじゃなくて。
困っている人のところに飛んでいって、
必要なものを、自分を顔をなくしても、分けてあげるということ。
それこそ、「平和」そのもの。

やなせたかしさん。
はじめてその存在を知った時から、
あなたはおじいちゃんだったので、
そのままの姿で、いつまでもそこにいるのだと、
思っていました。
たくさんの素晴らしい作品をありがとうございます。

そうそう、アンパンマンシリーズ、
たくさんいろんなバージョンでえほんが出ていますが、
こどもに読んであげようと思うなら、
ぜひ、「やなせたかし さく・え」になっているものをおすすめします。
アニメ絵本や、どこかの企画会社が作った絵本とは、
やっぱりひと味ちがいます。

やなせ先生への愛が深すぎて、
とりとめのない文章になってしまいました。


今日も、良い一日を。

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by kouboudaidai | 2016-03-11 06:01 | えほんのことあれこれ | Comments(0)