人気ブログランキング | 話題のタグを見る

味噌作りに思う。何を信じるべきか。

おはようございます。
絵本ソムリエさえです。

最近のテーマは、
「誰を信じるか」

土曜日は我が家で友人親子と味噌作り大会、
日曜日は南山城村で味噌作り体験、
と、みそみそした週末でした。
これで来年は味噌には困らない♫
味噌作りに思う。何を信じるべきか。_a0330267_09555245.jpg
南山城村では、むらのおかあさんたちに
丁寧に教えていただきながら、仕込みました♫
味噌作り、自分でやってみているけど、
いろんなホームページを見ながらの、
完全自己流なので、一度ちゃんと教えてもらいたかったの。
いろいろ気になってたことを聞けてよかったー!
味噌作りに思う。何を信じるべきか。_a0330267_09555255.jpg
息子もたくさんお手伝いしてくれました。
土曜日に予行演習笑をしたので、
日曜日はもう手慣れたもの。
わたしはほぼ眺めているだけでした。
味噌作りに思う。何を信じるべきか。_a0330267_09555256.jpg
おかあさんたち手作りのお弁当もとってもおいしかった!
味噌作りに思う。何を信じるべきか。_a0330267_09555290.jpg
そこで思ったこと。

味噌作りひとつとってみても、
大豆と麹と塩の割合、
最後に豆の煮汁を入れるかどうか、
樽の殺菌方法、
仕込んだ後の保管場所。

作る人によって、
その方法はさまざま。

「このやり方でしか、作れない」ってことはないんだろう。
たぶん、ある程度どんな方法でも作れるから、
味噌作りは文化として生き残ってきたのだろうし。

それぞれの環境に応じた、
「うちはこの方法。」というのがあるんだろう。

だから、目の前で教えてくれている人に、
「ほかの人に聞いた方法と違う」って訴えるのは無駄。

それぞれに、それぞれの方法がある。

どの方法を選択するかはわたしの自由。

どの方法が「わたしに最適」かを知るのは、
結局、いろいろやってみたら良いってことだと思う。
理論だけで、「わたしはこの方法でやろう」って
決められる人もいるのかもしれないけど、わたしはそれは無理。

今年はこの方法でやろう、って決めて、
また次の年は違う方法でやってみて。
そうするうちに、「わたしの、我が家のやり方」が見えてくるんだろう。

ある分野における「真実」は、
ほかのどの分野においても、同じことがいえる。
と、わたしは思っているのだけど、
味噌作りだけじゃなくて、生き方、子育てなどなど・・・・においても、
同じことが言えると思う。

本を読んだり、ネットを見ていると、
「こういう風に考れば大丈夫」
「子育てはこうするのが良い」
そんな情報があふれている。

たとえば母親、家族、となりのおばあちゃん、有名なタレント、カリスマ的な人、
だれか一人の言うことだけを信じて、ついていくのもいいだろう。

でもわたしは、それはダメだった。

以前、その考え方にすごく傾倒した人がいたけど、
その人との別れはすぐにやってきて、
そのあと、自分を取り戻すのに、随分時間がかかった。

だからといって、
なにも情報を取り入れないわけにはいかない。

たくさんの情報、意見を知っているということは、
良いことだと思う。

できるだけたくさん情報を取り入れて、
できれば、ちゃんとひとつひとつ体験して、
その中から、
「わたしの方法」を
見つけていこう。
たぶん、時間はかかるだろうけれど、
そうやって手にいれた「もの」は
きっと、失うことはない。

そんなことを思った週末、でした。

長々と書いてしまいました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

今日も良い一日を。


by kouboudaidai | 2016-03-15 09:59 | 日々のこと

製本、本の修理、豆本作り、絵本作り、絵本の読み聞かせなど、本まわりのことをいろいろやっています。


by さえ