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誰かのために。 君のために。

人のために生きることができたら
どんなにいいだろう。

「子育てママの笑顔のために」
「子どもたちのしあわせのために」
いろいろ、活動している人たちが、いる。

なんか、すごいなあ、と、思う。

いやみじゃなくて。

心から「誰かのために」
動ける人たちが
本気でうらやましい。

そうできたら
どんなにいいだろうと思う。

わたしは
できないから。

何もかも
自分のためにしか
できないから。

自分の活動の理由づけに
「子どものために」とか
考え始めたとたん、
すべてがうそくさくなる。

子どもの幸せを願えたら
どんなにいいだろう。

でも
心からそれを祈ることは
わたしにはできない。

自分の冷たさにぞっとする。

でも
できないものはできない。

別に、子どもが(自分の子も他人の子も)
不幸になることを
願っているわけではない。

世界中のこどもたちが
しあわせであってほしい、
とは、間違いなく思う。

でも、その願いは、
わたしの
こころからの
原動力には
ならない。

遠く離れた
大切な人たちが、
今この瞬間、
笑顔であってほしい、と、
泣きそうなくらい
願っているけれど。

そのために
生きようとは
思わない。

わたしは
私だけのために
生きている。

なんて
せまくて
さびしくて
ひとりなのだろう。

でも
しかたない。

だって
そうなんだもの。

by kouboudaidai | 2017-09-08 20:07 | 日々のこと

製本、本の修理、豆本作り、絵本作り、絵本の読み聞かせなど、本まわりのことをいろいろやっています。


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