だいだいだより 絵本とこどもとものづくりの楽しい日々

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カテゴリ:絵本のお直しワークショップ( 21 )

わたしたちに一番大切なこと。

絵本の修理の技術が一番必要なのって
わたしたち世代なんじゃないだろうか
って、ちょっと思った。

やぶれたり、壊れたりするほど
読まれる本って、
やっぱり、絵本、だし。

直してでも手元に置きたい本、
それって、絵本かなって思うし。

絵本に一番ふれるのは
小さい子をもつお母さんたち。

大切な絵本が
壊れてしまったとき。

どうする?

セロテープを貼るのは
絶対にやめてほしい。

その時は綺麗に直ったように見えるけれど。

経年による劣化がひどすぎるので。

大切な本だから。

たとえば器を金継で直したり。
服をつくろったりするように。

本も愛してほしい。

愛したくても、
修理方法がわからないってのは
あると思う。

道具がないとか。

忙しいお母さんでも、
大切な本を、できるだけ手軽に、
本にやさしいやり方で、
修理できるような。
なんか、そんな場を作りたいなと。
こっそり思っている。

破れてしまった本でも
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和紙で継げば
丈夫で長持ち。
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by kouboudaidai | 2017-09-06 06:01 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

無線綴じの本を修理。

製本の勉強兼ねて
自宅の絵本の修理なんかをする日々。

今回は折り紙の本を修理~。

内容は、丁寧に作ってあって
とても良い本なのですが、
博物館が発行している冊子のようなものなので、
いかんせん製本が残念…。
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無線綴じのホットメルトが
ぼろぼろになってしまっていて、
購入後、1か月もたたずに
ページがばらばらになってしまいました。

ホットメルトそのものが
効いていないので、
まずは表紙と本体を分割し、
背ののりを除去。

前小口をしっかりそろえて、
背側を板とクリップで
きちんとプレスしつつ、
鋸目を浅く入れました。

鋸でいれた溝に
麻紐をほぐしたものをいれこみます。

麻紐の上から、背にしっかりと
でんぷんのりをすりこみ、
プレスしたまま乾燥。

最後にでんぷんのりで本体と表紙を合体。
(和紙の下にぴらぴらと透けているのが前述の麻紐)
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補強のために最初と最後のページは
和紙で表紙とつなぎました。

しっかりひらいても安心なしあがりに~。
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本の修理って、本当にいろいろな方法があって、
そのときそのときで、適した方法があるし、
この方法が正しいのか、
私もまだまだ勉強が必要だなあ。

また大事に長く使ってね~♡

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by kouboudaidai | 2017-09-05 06:30 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

絵本をずっとずっと大事にしよう。

おはようございます。
絵本ソムリエさえです。

書こうかどうしようか、
とても迷いましたが、
一つの提案、ということで、書いてみます。


1歳未満の子に、絵本を与えにくい理由の一つ。
食べる。かじる。破る。

我が家の絵本も、
何冊か息子にやられました。

中でも、これは酷くやられた1冊。
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破片は息子の口の中で、回収不能でした。
あまりに無残な姿になってしまった絵本。
かといって、捨てるわけにはいきません。
破れたままにしておくのも、気分が良くはありませんし、
放っておけば、そこからもっと破れ目が広がってしまいます。

どうしたか。

破られた部分を、あらためてハサミで綺麗に切って、
同じような質感の紙をノリで貼り、
ページの大きさに合わせて周囲を切りました。
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幸い、絵と文章の部分には被害が及んでいなかったので、
家で読む分には、これで十分です。
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あれから3年たった今でも、
息子はこの本が大好き。
「ここ、ぼくがちいさいとき、やぶったんだね」
と言いながら、今は大切に、ページをめくっています。

「子供に破られるような場所に、大切な本を置いてはいけない」
・・・・そうかもしれません。
でも、小さい子がいれば、
目を離してしまうこともあるし、
どうしても、本が破れるという事態は起こりうるもの。

そのときに、
ただ子供を叱るのではなく、
本を捨てたり、隠したりするのではなく、
こんな形で再生すれば、
それが家族の歴史になり、
特別大切な本に、生まれ変わってくれるかもしれません。

もし、破れてしまった絵本の対処に
お悩みの方がいらっしゃったら、ご参考になれば、と思います。

本の修復に関しては、
これから勉強しようとしているところなので、
本にとって、
これが「正しい」修復方法なのかどうかはわかりません。

今後、修復方法については、
もっといろいろお伝えしていければと
思っております。

ではでは。

今日も良い1日を。

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by kouboudaidai | 2016-04-07 06:51 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

明日 お話会ですよー!

いよいよ明日、12月20日(日)
和束町体験交流センター図書室前ホールにて
10:30から
今年最後の「おはなしのじかん」をおこないます。

歌に紙芝居に、クリスマス絵本に・・・・
楽しいこといっぱいで、皆様のご参加
お待ちいたしております!

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by kouboudaidai | 2015-12-19 12:59 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

おはなし会をおこないますよー!

12月20日(日)
和束町体験交流センター図書室前ホールにて
「おはなしのじかん」
10:30から30分程度の予定です。

乳児さんから、小学生、大人の方まで
どなたでもご参加いただけます。

おはなしあり、歌あり、手遊びありの
楽しいおはなし会です。

皆様のご参加、お待ちいたしております。
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by kouboudaidai | 2015-12-17 15:49 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

シュールなんだけど 子供に人気。 おすすめえほん

おすすめえほんの紹介です。

佐野洋子と長新太という最強コラボ。

非常に抽象的な世界で、
息子に読んでやると、
「なんで点は死んじゃったの」
「なんで三角はまるになったの」
と質問攻め。
それでも気に入っているみたいで、
時々思い出したように「よんで」と持ってきます。

はっきりした色と形、
そして、絵だけでも、
物語が立ち上がってくる力強さ。
そこに惹かれてか、
まだ言葉を話せない娘が、自分で本棚から取り出しては
勝手に嬉しそうにめくっています。

読めば読むほど、
奥深く、
なんだかよくわからないけど、気になってしまうえほんです。

まるでてんですみません
佐野洋子作
長新太絵
偕成社
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by kouboudaidai | 2015-12-16 21:57 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

老人ホームでおはなし会をさせていただきました。

昨日、12月10日は、
町内の特別養護老人ホームで
第1回目のおはなし会をさせていただきました。

おはなし会のメンバーとしても初めての試み。
受け入れていただけるかな? 楽しんでいただけるかな?
と、ドキドキしていましたが、
和やかな雰囲気の中、皆様に楽しんでいただけたようで
ほっとしています。

ありがとうございました!

読ませていただいたのは以下の本たち。

・かにむかし 木下順二文 清水崑絵 岩波書店
・生麦生米生卵 長谷川義史作 斎藤孝編 ほるぷ出版
・オニのごちそう(紙芝居)

最後に、皆で「ふるさと」を合唱し、
「真っ赤な鼻のトナカイ」の歌に合わせて、手遊びを行ないました。

「生麦生米生卵」の早口言葉や、合唱など、
皆様、にこにこと、積極的に参加して下さり、よかった!


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by kouboudaidai | 2015-12-11 14:35 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

なぜ よみきかせをするの? その4

なぜ よみきかせをするの? その4

長々とお付き合いありがとうございます。
これでおわりです。

絵本という世界をのぞいて欲しい。
それは、その素晴らしさを、いま、あじわってほしい
というのも、もちろんありますが、
絵本という種を、
あるいは宝石を、
心の中に、
もってほしいという願いがあるからです。

またこれは違う話になりますが、
わたしは人の集まる場所を作りたいなという思いも持っていて。
それは、わいわいと賑やかな場所ではなくて。
ひっそりとした、穏やかな。
でも、居心地がよくて、
そして、いつ行っても、受け入れてもらえる。
そういう場所を作りたいなと。

それは、たぶん、過去の私が、
そういう場所を求めていたから。

だから、家庭文庫なり、駆け込み寺なり。なんでもいいんですけど。
寂しい時、家にいたくない時、どこに行けばいいかわからないとき。
そこに行けば、いつでも、だれかがいて、迎え入れてくれる。
そんな場所を。

そして、絵本や、本は、
心の中の駆け込み寺になれると思うのです。

今すぐに、なにか思わなくても構わない。
子供たちが大きくなって、
何かにぶつかったとき、苦しい時、
「そういえば、どこかで、あんな文章があった」「あんな美しい絵を見た」
そんな、宝石が、
心の中で、輝いてくれれば。

そんなことを願いながら、気の長い話ですが、
今日もせっせと、心に種を蒔いています。

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by kouboudaidai | 2015-12-09 23:53 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

なぜ よみきかせをするの? その3

なぜ よみきかせをするの? その3

理由は単純です。

絵本って、本当に素晴らしいものだから。

その世界を、少しでもお届けしたいから。
ただそれだけです。

わたしも、初めは絵本のことを、そんなに知りませんでした。
図書館で絵本を借り始めた時も、単に目に付いたものを、適当に手に取っていただけ。

そんなとき、読み聞かせボランティア養成講座が開催され。
いろいろと勉強させていただき、あるおはなしサークルさんに入会し。
活動する中で、たくさんの絵本に出会い、
また、読み聞かせや絵本に関する本もたくさん読み。

どんどん、絵本というものの素晴らしさに開眼していったのです。

こどもの審美眼って、ただしくて、きびしい。
こどもあいてに、嘘やごまかしは、通用しない。
だから、長く愛されている絵本というのは、本当に、力がある。奥が深い。

これは、伝えなくては!

ただ、ただ、その思いです。

素晴らしい絵本の数々、また少しずつ、具体的に紹介していきたいと思います。
お話会での読み聞かせに向く本、向かない本があって、
お話会では読めないけど、お母さんが、我が子に、ぜひ読んでやって欲しい本も、
たくさんあるので。

あ、「長く愛されている絵本」
と書きましたが、
「初版から25年以上経っている絵本は間違いない」と、よく言われるのですが、
最近読んだ本には、
「そんな古い時代と今とでは、価値観も変わっているので、
それだけは判断できない」
という意味のことが書かれてありました。
それも一理ありますね。
「良い本」ってなんだろう・・・・
ずっと、考え続けるべき、問いですね。

まだ続きます。どんだけ書くねん! その4へ
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by kouboudaidai | 2015-12-09 23:40 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)

なぜ よみきかせをするの?その2

なぜ よみきかせをするの? その2

公の場で、読み聞かせをする、その理由。

まず、書いておきたいのは、
読み聞かせをしたら、
子供が本好きになるとか、
子供が賢くなるとか、
はたまた国語力がつくとか、
そんなことを考えないで欲しいということ。

お願いだから、見返りを求めないで。

確かに、わたしは子供の時、本をたくさん読んでもらいました。
(私の場合は、絵本ではなく、アンデルセンなどの「おはなし」中心でしたが。)
本大好きに育ちました。
国語、現代文は、勉強しなくても、いつでも高得点でした。

けれど、それはあくまでも、一例で。
いっぱい本を読んでもらっても、本好きじゃない子。
国語が好きじゃない子。
そんな子だっています。

それはそれで、いいのです。

「賢い子」にしようと、読み聞かせをして、
もし、そうならなかったら、どうですか?
「あんなに、本を読んでやったのに」って、なりませんか?

それは、本にも失礼だし、子供にも失礼ですよね。

本って、絵本って、
国語の点数に換算されるだけのような、
そんな、薄っぺらいものじゃないです。

その3に続きます。

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by kouboudaidai | 2015-12-09 23:05 | 絵本のお直しワークショップ | Comments(0)